就職活動もお金がないと結構厳しい現実が待っている

まだ就活解禁日のなかった時代に就職活動をしていました。
関東とはいえ片田舎の大学に下宿していた私は、毎回往復1000以上の交通費をかけて都内の企業を訪れ、説明会や面接を受けていました。

 
先輩たちから「この地域に住んでいると交通費がばかにならない」ということは聞いていたので予め貯金をしていたのですが、それでも最後はカツカツに……。
近くのチケットショップで少しでも安い切符を探し、寒い冬もバスを使わず自転車を走らせ、なんとか交通費を節約する工夫はないものかと悪戦苦闘。

 
電車に乗る日を減らすために、出来るだけ1日のうちに就活のイベントをこなそうとして、1日に3つの説明会を渡り歩くような毎日でした。

 
冷え込む冬の早朝から自転車を走らせて、夜まで都内を歩き回る日々。
さすがに体力が尽きてしまってひどい風邪をひくこともありました。

 
「点滴代の方が高くついたかも……」と思いながら病院のベッドでぼんやりしていたのを覚えています。
疲れすぎて食欲よりも睡眠欲が勝り、夕ご飯を食べずに寝てしまう日もしばしば。
食費がかからない分健康をずいぶん損ねてしまっていたようです。

 
見かねたバイト先の店長が「あまりでよければ夕飯作ってやるよ」と声をかけてくれて、それからは週2、3回バイト先で美味しいご飯を食べることが出来ました。

 
就活が忙しくてろくにシフトに入ることも出来なかったのに、店長は親切な厚意を向けてくださいました。
店長のお味噌汁は冷えた体にも心にも染みる味でした。

 
世間知らずだった私は内定後「社会人は交通費を会社から出してもらえる」という事を知ってずいぶん驚いたものです。

 
なんとか安定した職に就くことも出来、今ではあの交通費貧乏の経験も1つの試練だったのだと思うことが出来ます。
貧乏をどう切り抜けるか、という知恵は死ぬまで使えます。
 
お金に不自由しない人生に越したことはないですが、そんな人生を得るためには貧乏経験も必要なのかもしれない、と思いました。
 

お金がない時にこそ本当の仲間の大切さや、お金のありがたみに気が付けるのかもしれません。
 

お金がない時に参考になったサイト
 

面接官が爆笑!?Twitterで見つけた就活の『面接』が面白い。
 

お金がない時にどう思えるかで人生はガラリと変わってくると思います。
 

これで良いと思うかどうか、それでもお金がない状況から脱却したいのか?

 
私の場合にはこの考えた方があったからこそ今では笑い話にできているのかもしれないですね。

貧乏人と裕福な家庭に生まれたどう違うのかな

私はどちらかというと貧乏な家に生まれました。

裕福な生活をしたことがあまりありません。でもだからこそ自分が感じる幸せの幅は大きいと思っています。

ちょっとしたことが自分にとって幸せになるからです。

寿司を食べる、焼き肉を食べる。たまに食べるからこそ当たり前の日常生活の中で感謝も生まれるし、
やりたくないけど、お金の為に働く姿も尊敬できる部分だと思っています。

とはいえ裕福な家庭に生まれても親の育て方で普通の感覚を養う事も十分できると思います。

どちらが正解ではなくて、失敗もあれば成功も十分に考えられるという事。

実は世の中にはまだ革新が起きていないだけで、世界中のどこかですごい事をやってのける人がどこかに存在している。

スポーツ、技術、生活の中で輝ける部分は誰しもが可能性を持っているから。

父が入院し無収入に!家庭環境が崩れていく感覚

私は4歳の時に母親を病気で亡くし、父子家庭で育ちました。
父は休日には必ずドライブに連れて行ってくれて、動物園や遊園地、川遊びなどの楽しい思い出が数えきれないほどあります。
そんな父が、小学4年生の時に突然倒れました。

倒れる前日に調子が悪いと会社を早退し、会社の人に勧められて温泉に行ったのですが、翌日の朝に全身麻痺となり、姉が救急車を呼びました。
近所の人たちが集まり、私に「お父さんはきっと大丈夫だからね」と声をかけてくれました。
父は大きな病院の集中治療室に入りました。

病名は覚えていませんが、筋肉が固まる病気だったようです。
父の入院で我が家は無収入となりました。

幸い同居していた父方の祖母の年金や、母方の祖母からの仕送りにより生活はできました。
貧乏になったという感覚はありませんでしたが、子どもながらにうちにはお金がないんだと感じていました。
父は1年間リハビリをしてようやく退院しましたが、体には麻痺が残っていました。
職場復帰もしましたが、以前のように動けず、圧力をかけられて鬱になり、退職せざるを得ませんでした。

その後なんとか再就職したものの、数年後同じように圧力をかけられて退職しました。
その時私は高校3年生でした。
短大への進学を希望しており、奨学金を受ける申請をしていました。

奨学金は本来であれば利子が付きますが、面接や学力、家庭環境などを考慮して選ばれた人は無利子で奨学金を借りることができます。
先生には私の家庭環境について詳しく説明してあったので、できるだけ無利子で借りれるようにしてあげるからと言っていただきました。

その結果、無事に無利子で奨学金を受けられるようになり、短大への進学ができました。
その後父は障害者手帳の交付を受け、障害年金を受給できるようになりました。
つい先日奨学金の返済を終えたので、今後は病気やけがをしたときのためにしっかりと貯金をしようと思います。