父が入院し無収入に!家庭環境が崩れていく感覚

私は4歳の時に母親を病気で亡くし、父子家庭で育ちました。
父は休日には必ずドライブに連れて行ってくれて、動物園や遊園地、川遊びなどの楽しい思い出が数えきれないほどあります。
そんな父が、小学4年生の時に突然倒れました。

倒れる前日に調子が悪いと会社を早退し、会社の人に勧められて温泉に行ったのですが、翌日の朝に全身麻痺となり、姉が救急車を呼びました。
近所の人たちが集まり、私に「お父さんはきっと大丈夫だからね」と声をかけてくれました。
父は大きな病院の集中治療室に入りました。

病名は覚えていませんが、筋肉が固まる病気だったようです。
父の入院で我が家は無収入となりました。

幸い同居していた父方の祖母の年金や、母方の祖母からの仕送りにより生活はできました。
貧乏になったという感覚はありませんでしたが、子どもながらにうちにはお金がないんだと感じていました。
父は1年間リハビリをしてようやく退院しましたが、体には麻痺が残っていました。
職場復帰もしましたが、以前のように動けず、圧力をかけられて鬱になり、退職せざるを得ませんでした。

その後なんとか再就職したものの、数年後同じように圧力をかけられて退職しました。
その時私は高校3年生でした。
短大への進学を希望しており、奨学金を受ける申請をしていました。

奨学金は本来であれば利子が付きますが、面接や学力、家庭環境などを考慮して選ばれた人は無利子で奨学金を借りることができます。
先生には私の家庭環境について詳しく説明してあったので、できるだけ無利子で借りれるようにしてあげるからと言っていただきました。

その結果、無事に無利子で奨学金を受けられるようになり、短大への進学ができました。
その後父は障害者手帳の交付を受け、障害年金を受給できるようになりました。
つい先日奨学金の返済を終えたので、今後は病気やけがをしたときのためにしっかりと貯金をしようと思います。